Vets in Sydney
Montyの肛門嚢がぱんぱんになってしまいました。こっそり見ていると(プライバシーが欲しいらしいので)どうもふんばるのがつらそう。いつもはシャワーの前に「きゅっ」とやっているのですが、ここまでくると自分でやるのはちょっと怖い。家からいちばん近い動物病院に電話したところ、一回15ドル50セントで絞ってくれるそうなのでここはいやいやながらお任せすることにしました。

なぜ「いやいや」なのか? この動物病院のいいところは:
(1)営業時間が長い(朝7時から午後11時まで週7日営業)
(2)家から車で10分足らず
という二点だけ。

診察料が高い(50~60ドルプラス薬代他)というのは、まあ私立だし、便利だし、仕方ないなと割り切れたのですが、昨年のBarneyを診察に連れていった時、この病院は金儲け第一主義で動物は金儲けの手段としか見ていないのがはっきりわかりました。Barneyのいちばん下の肋骨のちょうど真上に固い芯を持った腫瘍のようなものができ、それがだんだん大きくなってきたので「もしや悪性では・・・」と連れて行ったのですが。

簡単に触診した後獣医がべらべら説明しだしたのは「まあ一度切って、組織のサンプルをとってみないとはっきり何かはわからないし、そうすると麻酔が必要だし、どうせ麻酔するならその間に全部切除してしまえば、また連れてきて麻酔して除去手術をするっていう二度手間にならないから、かなり費用が節約できますよ。200~300ドルは安くなるかな。ただ取るのはけっこう大きくえぐんなきゃいけないから、傷は残りますからね」・・・何ですって?何だかわかんないのに手術って言うの??

                 !! ぶちっ!!

私が完全に怒った状態の兆候をよお~く知っているオットは不安そうなMontyを抱いたまま、静かに一歩後退り・・・獣医に向かって彼の倫理観を問うただけなんですけどね・・・(違う、それだけではなかったとオットは言う。日本語読めないんだからあっちに行ってて下さいな。)150ドルの診察料を払い、前より大きくなった不安を抱えて帰宅。

結局車で20分ほどの所にあるシドニー大学獣医学部付属の動物病院に予約を取り、その次の週に再診してもらったのですが、ここの獣医さんはプロ。「もしよろしければ、ちょっとサンプルを取ってすぐに調べられますよ。皮膚のすぐ下だから麻酔なんて要りません。は~いBarneyこっち見てね~」とあっという間にサンプル採取。5分後戻ってきて「大丈夫、悪性腫瘍じゃありません。脂肪の固まったものです。」えっ?? 呆然とする私とオット。「そんなに大きくないから今のうちに取っちゃいましょうか?」と尋ねられ、虚脱状態から抜け出せない私達は黙って頷くのみ。10分後獣医さんに抱かれ、得意そうな顔で出てきたBarneyは無事帰宅の途に着いたのでした。診察、治療、薬代を含めて60ドル・・・。

ほっとして帰りにコーヒーストップをしている時、オットが冗談混じりに「あっちの獣医は肛門嚢絞りがどうしても必要な時だけ行こう」と言っていたのが本当になりました。

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そしてMontyは兄の為に復讐を図ったのです・・・絞り出してもらっている最中「ぴゅっ」と獣医の袖にくちゃ~い汁を・・・獣医はちょっとひきつった顔で着替えに行ってました。ははは。
by dackies | 2006-01-06 10:07 | Dackies
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