VIP Guests from Japan Last Day
「じゃあ明日ホテルに9時に伺いますね」と約束して、namizoさんご夫妻を見捨て見送った飼い主s。お二人の胸中には「本当に迎えにきてくれるのかしら?」「明日の朝になって『現地集合で』と言われたらどうしよう??」との不安がよぎったことでしょう(汗)。
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も「ずいぶんのんでいらしたようですけど、ほんとにクックちゃんのママとパパをおむかえにいらっしゃるんでしょうね?」

ちゃんとお迎えにあがりましたともっ(笑)。「おもてなしのこころ」皆無であることを暴露した飼い主sですが、さすがにシドニーから約100km離れた「あおいおやま」(命名 by Monty)で現地集合を言い出すほど鬼ではございませんわ・・・ははっ。
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も「ふわ~っ・・・(ふうん、そう。おやまがだいすきなぼくぬきでおやまにいらっしゃるのね)・・・」

Montyが「あおいおやま」、Barneyが「シドニーのAOYAMA」と呼ぶ場所の正体はBlue Mountains。世界遺産にも登録されている国立公園地帯です。「国立公園=わん禁止」なので、Dackiesにはお留守番してもらいました。

namizoさんからのリクエストが「Kings Tablelandという崖っぷちみたいなところがあるらしいので、できればそこに行ってみたいのですが」ということだったので、大まかに「Tableland訪問~Leuraでランチ~隣町のKatoombaで他の名所を見物した後、LilianfelsかHydroでアフタヌーンティしてシドニーに戻る」という予定を立てていたのですが、ここでも飼い主(ツマ)のツメの甘さを露呈することになりました(涙)。

Kings TablelandはWentworth Fallsという町で高速を下りて、プラネタリアムの裏から始まるブッシュウォーキングルートにあるということだったので、そこからWentworth Fallsに向かって歩き始めました・・・途中こんな滝に出合ったりして、それはそれでよかったのですが・・・。
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「柵を越えないでください」というサインを見落とした飼い主(ツマ)とnamizoさんは、柵の向こう側で写真を撮ったりしてどこぞのガイドさんに注意されたのですが(汗)・・・。

Kings Tablelandが見つかりません(涙)。

オットと地図をもう一度調べて、「じゃあここから・・・」と行ったところにもないし、地元民と思われる少年二人も知らないと言うし・・・「どうしよう、せっかく日本からいらしたのに」と泣きたい気分だった飼い主(ツマ)ですが、岩の上で足をパンパン叩いている(?? )女性を見つけたオットは「あの人に聞こう」とすたすた歩いていきます。

「これこれこういうところを探しているんだけど」と説明するオットに、「それってアボリジニの聖地じゃないかしら? 前はここから行けたんだけど(以下省略)・・・」と教えてくれた女性の言う通り歩いていったら・・・
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ありましたぁっ!!!うおぉぉぉぉっ、いいぞ、ここっ! と崖好きな飼い主(ツマ)も景色を堪能いたしました。プチ高所恐怖症なオットは腹ばいになってましたけど(笑)。
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しかしネットで紹介されているぐらいの場所なのに標識も出さないなんて・・・なんてオーストラリア(笑)。


そんなこんなでLeuraでのお昼はほぼ14時過ぎにずれ込み、この時点でアフタヌーンティはおしゃか・・・ごめんなさい・・・。しばしLeuraのメインストリートを散策し、ちょこっとお買い物もして、隣町のKatoombaに向かいました。

前回の飼い主sの訪問時は濃霧に隠れてまったく見えなかったThree Sistersは夕日を浴びてくっきりと姿を現してくれ、「時間が遅すぎて見えなかったらそうしよう」と内心不安だった飼い主(ツマ)はほっとしました。「写真撮りましたか? はい、じゃ、次っ!」と駆け足で向かった先はScenic World。世界一急勾配のケーブルカーや、ロープウェイからBlue Mountainsが眺められます。

このScenic World公式マスコットの名前がなんと・・・
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Monty! 偶然? それとも海より山が好きなMontyをお留守番にした怨念でしょうか(笑)??

最終のケーブルカーで谷底まで下り、そこからボードウォークを伝ってロープウェイ乗り場まで移動して、最終から二番目のロープウェイで出発地点まで戻りました。ブッシュウォーキングよりずっと楽です(笑)。

Blue Moutainsを後にしてシドニーに戻れば、Dackiesの夕ご飯の時間+1時間。「まるいちにちぼくたちにおるすばんさせて、いったいどちらまでおでかけだったんですか(怒)」とキレたDackiesにご飯をあげ、お散歩ついでに彼らも連れて飼い主s御用達ご近所パブまでヒト用夕ご飯に出かけました。

幸い暖かな夜だったのでわんフレンドリーなコートヤードに席を確保し、namizoさんと飼い主(ツマ)は「6時間煮込んだラムのサンドウィッチ」。飲み物はnamizoさんがステラアルトワ(ベルギーのビール)の生ミニサイズ(ミディと言います)にNZのピノ・ノワール(飼い主(ツマ)はフルサイズ・笑)、namizoさんの旦那さまはギネスの生ビールフルサイズ(本場アイルランドではパイントですが、シドニーではスクーナーと言います)に定番フィッシュ&チップス。オットは鶏の猟師風にNZのピノ・ノワールと注文を済ませ、しばしのんびりしました。(お写真はnamizoさん家でご覧くださいませ・笑)。

明日の朝は3時45分にウェイ苦アップコールのnamizoさんご夫妻、あんまりお引止めしてもと思って、夕ご飯の後はほぼすぐに駅まで(またそこまでかい?)お送りしたのですが・・・お見送りまでは笑顔だった飼い主(ツマ)なのに、駅から出て車に戻るまでに「どーっ(滝)」と涙が溢れました。ブログをきっかけに知り合ったnamizoさんが、こうやって遊びに来てくださったり、逆に飼い主sの次の里帰りにはぜひ福岡でモツ鍋をつつきながら焼酎を・・・などとプランを立てられるなんて「不亦楽乎」とはまさにこのこと。ブログってすごい! と思いました。

Namizoさん、シドニーマラソン観戦もできなかったし、アフタヌーンティもできなかったし、パブロバもラミントンも試していただけなかったし、お迎えもなしでしたけど、どうぞこれに懲りずまた遊びにいらしてくださいな。その前に日本でお目にかかれますように!
by dackies | 2009-09-21 23:59 | Dackies' Guests
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